こんにちは、デイサービス ほっと・すまいる千城台です。
10月21日(土)、今年二回目の防災訓練を実施しました。
ここで簡単に防災訓練について説明します。デイサービス事業所の避難訓練は年2回と消防法で定められています。
避難訓練は厳密には「消火訓練」、「避難訓練」、「通報訓練」の3つに分けることができ、介護施設では消火訓練と避難訓練を年2回以上、通報訓練は消防計画に定めた回数(ほっと・すいまる千城台は、1回)を行わなくてはなりません。職員と利用者を含め30名以上の場合は、防火管理者を選任しなければなりません。
施設系はもちろん、職員も含めるので地域密着型のデイサービスでも防火管理者の選任は必要になる場合もあります。もちろん管理者が担ってもいいですが、防火・防災管理者は研修の受講が必要になります。利用者と職員を含めて30名以下の場合でも、防火管理の責任者を決めておく必要があります。グループホームなど小規模社会福祉施設は収容人員10名以上であれば防火管理者を選任しなければなりません。
さて防災訓練の事前準備ですが、事前計画の作成、職員への周知、ご利用者への周知が必要です。
事前計画とは、訓練日や時間、出火場所などを決めます。当日出勤のスタッフで役割を確認する必要があります。職員への周知では、当日の役割の確認はもちろん、防災マニュアルを見直すきっかけや施設の設備などの点検につながります。
それでは先日の訓練の実施模様です。
施設の外に避難したあとは、利用者の皆さんと指定緊急避難場所まで移動し、避難経路上に塀が倒壊するなどの危険性が高い場所を再確認しました。